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【薬剤師必見】薬剤師ならではのストレスと解消法

薬剤師さんの転職を考える理由第1位は、「職場の人間関係」です。このことからも分かるように、薬剤師の皆さんが日々悩み、一番深刻なストレスといえば、「人間関係のストレス」といえるでしょう。

今回は、転職を考える薬剤師さんからお聞きする「ストレスフルな人間関係」とその解消法をお伝えしたいと思います。

【薬剤師ならではのストレス】職場で「あの人」と一緒にいるのがとても辛い…

「挨拶しても返さない、大事な連絡事項もきちんと伝えてくれない。どうにも好きになれない、苦手な同僚・部下がいる」

「少人数なのに、コミュニケーションが全くとれず、協力体制が取れない局員がいて、日々の業務に支障が出ている。長時間一緒にいなくてはならず、出勤するのがとても辛い…

「大きな声で嫌味を言う、何かにつけてマイナスな言い方をする上司がいる」

コミュニケーションがうまく取れない苦手な人と、長時間一緒にいなければならないのは、

つらいですね。

「人間関係が最悪な職場」については、転職を考える薬剤師さんからとてもよくお聞きするお悩みです。

【ストレス解消法】「人間関係が最悪な職場」であなたがすべき事

①「ストレスを根本から解消するために、自身の心と向き合い、変化を与える事」を決意する

ストレスとは「種々の外部刺激が負担として働くとき,心身に生ずる機能変化、俗に精神的緊張をいう」と定義されています(広辞苑より)。

であれば、ストレスの原因は「あの人からの外部刺激(態度・行動・言動等)があなたの負担になっているから」といえます。

そして、負担を感じてつらいのは「あなたの心」です。あなたの心は、あの人からの外部刺激(態度・行動・言動等)が腑に落ちず、納得がいかず、もう嫌だと思う状態になっているのです。

しかし、ここで「あの人が嫌い、苦手だから、仕方ない。我慢するしかない」と思考を止めてしまわないでください。あなたの心が腑に落ちず、納得がいかないままの状態こそがストレスなのです。

そして、好きな事や趣味で心の痛みをやわらげられても、このストレスの根本的な解消はできません。

腑に落ちない状態から、少しでも納得がいくようにあなたの心を動かす事こそが必要なのです。

「なぜあの人からの外部刺激(態度・行動・言動等)に納得がいかず、嫌だと思うのか?」をその原因を深く考えてみましょう。

ストレスを根本から解消するために、あなたの心に向き合い、あなたの心の状態に変化を与えましょう。

②「その人が苦手だと思う原因」を追究し、自分の思考の癖を掴む

その苦手な人を「自分の思考の癖」で決めつけていないか、今一度考えてみましょう。

例えば、同じコップの水を見ても「まだこんなに残っている」と考える人、「もうこんなに減ってしまった」と考える人がいます。このように、誰しも思考の癖があり、たとえ同じ出来事でも楽観的にとる人、悲観的にとる人がいます。けれども、自分には当たり前で「思考の癖」にほとんど気づいていないそうです。

では「なぜ、この人が苦手なのか?」を考えてみましょう。

例えば「挨拶や伝達ができないのは、職場のマナー違反で迷惑だ」と気になり、苦手、やがて嫌いになったという原因に気づくこともあるでしょう。

そして、自身は「誰しも当然にコミュニケーションはとれる」と考える思考の癖に気づくかもしれません。

③あえて別の見方ができないかを考えてみる

「コミュニケーションはとれて当然」と自分は考えるが、あえて別の見方ができないかを考えましょう。

例えば「一旦集中すると周囲の声が聞こえない」、「相手の声が小さすぎて、実は自分に聞こえていない」、「挨拶がとても苦手」、「場面緘黙(かんもく)症といった、人前で話す事が難しい症状で悩んでいる」といったこともあるかもしれません。

もしそうであれば、「コミュニケーションはとれて当然」と決めつけてしまうと、相手に厳しすぎるかもしれません。そして、違う見方があると思えば「単純に聞こえていない可能性もある」と、これまでより気にし過ぎないこともできます。また、こちらから相手がもっとコミュニケーションを取りやすくする工夫(局内ボードに連絡事項を書いてもらう等)を考えられるかもしれません。

しかし「明らかに自分だけ無視されている」という悪意が感じられる場合は、「無視することで優位に立とうとしているので、乗せられないよう放っておこう」と「あえて気にしない」という判断ができるかもしれません。

④職場を離れたら、スッキリ忘れようと切り替えましょう

職場を離れたら、可能な限り「スッキリ忘れよう」と考えましょう。

職場から離れても苦手な人を何度も思い出すことはありませんか?「この人苦手、嫌い」と繰り返し考えると、「嫌な事」の印象が強く残り、記憶が定着してしまうそうです。強く忘れてしまおう、反復して考えないと切り替える努力をすれば、忘れるように脳も働くそうです。職場を離れたら、スッキリ忘れようと切り替える努力をしましょう。趣味に没頭するのも良いでしょう。

【まとめ】ストレスはそのままにしない!あなたの薬剤師人生を変えるのは、あなたの決断です

薬剤師は、患者さんの健康を守るため、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生を司るという使命があります。そして、調剤ミスは患者さんの命を脅かす危険につながるため、その役目は責任が非常に重いといえます。

このため、ミスを決しておこさない配慮を万全にして、仕事に取り組まなければなりません。

しかし、今、あなたを苦しめているストレスを解消できなければ、役目を十分に果たせなくなります。

上記のようなストレス解消法をとっても、どう頑張っても解消が難しい事もあるかもしれません。

そんな時には、転職を考えるのも一つです。

あなたの薬剤師人生を幸福にするのは、あなたしかいません。

その時は一度私どもにご相談ください。