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【薬剤師転職】これで失敗しない!WEB面接(オンライン面接)

最近はコロナ感染防止のため、多くの企業で採用活動の一環として、WEB面接(オンライン面接)が増えています。調剤薬局でも新卒会社説明会にオンラインを導入する企業が増えており、いずれ薬剤師業界の採用活動でもWEB面接を導入する企業が増えてくると予想されます。
薬剤師人材会社への登録面談でもWEB・オンラインが導入され始めていますが、経験がほとんどないため、戸惑われている薬剤師さんも多いようです。
今回は、今後導入されるであろうWEB面接に臨む際、どんな事前準備をしておけば失敗しないのか、人材コンサルタントの視点でお伝えします。

【事前準備が大切】これで失敗しない!WEB面接

WEB面接とは?

「オンラインを利用した、ビデオ通話での面接」です。パソコンやスマートフォンといった、ビデオ通話が可能なツールで、直接対面せずに面接を受けます。

内容自体は直接対面の場合と変わらず、「挨拶・自己紹介・質疑応答・退室」といった流れが一般的です。

よって、直接対面時と同様に、「採用会社に適した人材であるか」を判断してもらうために、服装・マナー等はしっかり守る必要があります。

「事前準備の出来・不出来で、採用希望者の本気度も判断される!」

対面面接では、採用企業の指定場所に履歴書や資料を持って向かえば、面接スタートです。しかし、WEB面接では、採用希望者も事前準備をしっかりしておく必要があります。

なぜなら、採用希望者のオンライン状況がNGであれば、面接はそもそも実施不可能になります。また、採用希望者の機材準備・場所設営等が不十分であれば、面接が円滑に運びません。

そのため、面接官は事前準備の出来・不出来で、採用希望者の本気度も判断しています。

例えば、「時間通りに開始できなかった」、「面接中に回線が落ちた」「面接官の質問がよく聞こえず、何度も的外れな回答をした」といったトラブルが発生したとします。

当然、面接官はこの人は準備不足だな、本気でうちに入社したいのかな?と思いますし、採用の判断に悪い影響を及ぼしてしまうことも考えられます。

よって、事前準備をせずぶっつけ本番でWEB面接なんてありえません!心して準備しておきましょう

事前準備①まずcheck!ツール・環境、あなたが整えるべきなのは?

1)ビデオ通話できるデバイス

スマートフォン、パソコン(PC)の使用が一般的です。可能であれば、PC利用をお奨めします

なぜなら、スマートフォンよりもPCの画面は大きく、面接官の表情も確認しやすいので、落ち着いて面接が受けやすいからです。

PCを使用する場合は、マイクやカメラの搭載があるか、必ず確認しましょうマイクもカメラもなければ、当然面接官に声も画像も届かないからです。

2)インターネット環境

WEB面接は安定した通信環境で行う必要があります。速度が不十分だと、接続がうまくいかない等トラブルが起きやすくなるからです。

まずは自宅がビデオ通話に適した通信環境なのか、使用しているインターネット回線の速度を確認しましょう「インターネット回線 速度 測定」といったワードで検索すれば、無料の測定サイトがあります。

3)面接場所

自宅で行う事をお奨めします。雑音が入らない、静かな環境にしやすいからです。インターネット環境が適していない等、自宅での面接が難しければ、インターネット環境完備の有料レンタルスペース(個室がお奨め)を利用するとよいでしょう。

4)マイク(PC搭載なし/搭載マイクより性能UPしたい場合)

手ごろな価格で入手可能なヘッドフォンマイク・ヘッドセット等がお奨めです。イヤホン機能も付いているので、面接官の質問も聞きやすいからです。ただし、ネット通販を利用する場合は、納期が面接に間に合うか、十分に確認しましょう。

5)カメラ(PC搭載なし/搭載カメラより画質UPしたい場合)

手ごろな価格の外付けWEBカメラがお奨めです。3千円以内で購入できるものでも、PC搭載カメラよりも画質はかなり良く、きれいに映ります。こちらもネット通販利用の場合は、納期を十分確認しましょう。

6)スマホスタンド・スマホホルダー(スマートフォンを利用する場合)

スマートフォン本体をしっかり固定するために、スマホスタンド・スマホホルダー等を入手することをお奨めします。手持ちにすると疲れてしまいますし、手振れが生じて、見ている面接官に不快感を与えてしまう事もあるからです。

上記6点のチェックを行い、まずは足りないツールを手に入れて、面接できる環境を整えましょう。

事前準備➁テストを行いましょう

1)使用されるWEB面接システムの確認(大手企業では独自の専用システムを利用する場合も)

実際に面接が決まったら、企業が指定するWEB面接システムを確認しましょう。トラブル防止のためにも、指定システムの推奨環境等を事前確認しておきましょう。

2)テスト接続(一般的なビデオ通話ソフトでもよい)

企業独自の専用システムにテスト接続ができない場合は、一般的なビデオ通話ソフト(Zoom、Skype)等の無料サービスでテストしましょう。ネット回線・マイク・カメラ等のテストをしておけば、当日トラブルにはなりにくいからです。また、ビデオ通話ソフトの録画サービス等を利用して、面接の練習を行うこともお奨めします。事前に改善点(背景の見え方や声の大きさ・スピード等)を発見できるからです。

【まとめ】これで失敗しない!WEB面接

①WEB面接であっても、対面と変わらず、身だしなみ・服装やマナーはしっかり守る

②WEB面接だからこそ、事前準備で万全を期すことが必要

WEB面接の導入により、薬剤師業界においても「採用希望者のITリテラシーが低いこと」を大きなマイナスとして判断する風潮になってくるといえます。

しかし、採用希望者が準備万端に対策していて、落ち着いて面接に臨めれば問題ないといえます。

転職を考える薬剤師さんのサポートを薬スタでは第一に考えています。WEB面接で不安に思う事があれば、ご相談ください。