お役立ちコンテンツ

【薬剤師転職】都会 or 地方で働くってどうなの?地方のメリット&デメリット解明②

「実際、地方(田舎)で働いている薬剤師さんって、本当に満足しているの?」

最近、地方(田舎)で働くことに関心が高い薬剤師さんも多く、よくご質問をいただきます。
「都会で経験できない、地方(田舎)で働くメリット&デメリットを知りたい」
「地方(田舎)で働いている薬剤師さんの実際を聞いてみたい」

これらの質問は、「自分も地方(田舎)で働けるのかを判断したい」という気持ちの表れかと思います。今回は、これまでにお聞きした「地方(田舎)で働いている薬剤師さんの声」から、地方のメリット&デメリットをお伝えします。

地方(田舎)で働くメリット

(金銭面)
・貯蓄しやすい(娯楽が少なく浪費しない・都会より生活費が安く済む)
・就業先、自治体から住宅や引越し支援を受けられる(ただし高待遇案件の場合)
(仕事面)
・地域貢献ができる(人手がないので、大変頼りにされる)
・比較的のんびり働ける
(暮らし)
・自然に囲まれた暮らしができる
・人が温かい
・趣味を充実させられる(釣りやマリンスポーツ、山登りやアウトドアスポーツ等)

地方(田舎)で働くデメリット

(金銭面)
・特になし
(仕事面)
・キャリアアップがしにくい
・経験者でないと大変(人手がないので、一人で対応しなければならない場合も)
(暮らし)
・生活をゼロから構築していかなくてはいけない
・人間関係が面倒なことが多い(ご近所づきあいは必須)
・都会に比べると不便(交通の便がわるい・娯楽施設が少ない)

金銭面・仕事面・暮らしの3要素から判断、地方(田舎)で働くとしたら?

(金銭面)
デメリットが特になく、高待遇でなくとも貯蓄しやすいのは、大きな魅力
(仕事面)
人手が足りず、これまでの経験や力量が問われ、多くの役割を果たすことを期待されます。
そのため、患者さんに感謝されることも多く、地域貢献の実感が得られるのも魅力です。
気になるのは、将来的にキャリアアップしにくいという声があることです。
例えば、薬剤師の勉強会は県の中心部のみで行われることが多いです。
アクセスが不便な職場では、勉強会参加が難しくなり、新情報をキャッチアップしづらくなるといった影響があります。
また、薬剤師としてのライフプランとして、将来的に永住したいのか、短期で働きたいのかによっても、ご希望に合う働き方の選択(正社員又は派遣)が変わってきます。
薬剤師としての将来をよくよく考えて決断した方が良いといえます。
(暮らし)
メリット&デメリット、その人自身の価値観で判断が左右されるかもしれません。
結論として、あなたが地方(田舎)で働けるかは、以下の①②をよく考えなければなりません。
①(仕事面)将来的にどんな薬剤師を目指したいのか
②(暮らし)田舎暮らしは苦にはならなそうか

では、地方(田舎)で働くのが向いている薬剤師さんとは?

当てはまることは2つあります。

①「メリットを魅力に感じ、デメリットをデメリットと感じない人」であること

メリット&デメリットをご覧になって、皆さんも気づかれたのではないでしょうか?
「このメリット&デメリットって、そう思わない薬剤師さんもいるかも…」
例えば、元々人混みが嫌い、時間に追われる職場に疲れている、自然に囲まれていた方が良いという人もいます。対して、都会だからこその楽しみ(美術館や観劇といった娯楽やグルメ等)をいつでも享受したいという人もいます。
よって、その人の持つ価値観が地方(田舎)暮らしに合うかどうかに左右されるのです。

②その人の性格が地方(田舎)暮らしに合っていること

例えば、全く知り合いのいない地方(田舎)で、新しい人間関係を構築するには、自らコミュニケーションをとる努力をする必要があります。内向的な方には少々難しいことかもしれません。
地方(田舎)で働く薬剤師さんからのアドバイスとしては、「少しでも縁のある地方(田舎)を選んだ方が良い」とのことでした。
例えば、昔からなじみがある地元や、実家が思い立てば行けるくらいには近い場所、以前訪れた事があって思い入れがある場所を選ぶと良いとのこと。
確かに、何かしらの縁がある方がその土地に溶け込みやすいといえるでしょう。

あなたにとって、都会 or 地方で働くとは…

結局のところ、都会であっても、地方(田舎)であっても、金銭面・仕事面・暮らしの3要素において満足できれば、あなたにとって最高の転職となるはずです。
最高の転職を勝ち取るためには、あなた自身が「何を大切にするか」を考えて、決断する事が大切です。

当薬スタは、あなたの最高の転職について考えるサポートをしたいと思っています。
よろしければ、一度ご相談ください。