お役立ちコンテンツ

【薬剤師必見】派遣で活躍できる薬剤師はこんな人!②

先回は「派遣薬剤師のメリット・デメリット」をお伝えしました。
では、現在、派遣薬剤師という働き方を選択された方はどのように決断されたのでしょうか?
派遣薬剤師のメリットこそ「自分が一番大事にしたい希望に叶うから」と決断して、実際どんな方が「派遣薬剤師」という働き方を選択されているのかをまとめます。
 

派遣薬剤師が一番大事にしたい希望

①家事・育児・介護と両立させたい(派遣であれば、柔軟な働き方が可能だから!)
例えば、子供が登校中だけ働きたいといった方、両親を介護中だが少し働きたいといった方もいらっしゃいます。
②プライベートな時間を優先したい(派遣であれば、柔軟な働き方が可能だから!)
短期間だけ働いてお金を貯め、長期旅行に行くなどプライベートを充実させたい方もいます。
③お金を稼ぎたい(派遣であれば、働いた時間だけ稼げるから!)
短期間でお金を稼ぎたい場合、ダブルワークを選択される方もいらっしゃいます。
④スキルアップをしたい(派遣で様々な職場の内情を知り、経験を積めるから!)
 
様々な職場を体験してから、いずれは開業したいと考えている方もいます。
このように、派遣薬剤師の方々は、人生において一番大事にしたい希望をよく考えた上で選択をされていると思われます。

活躍している派遣薬剤師とガッカリ派遣薬剤師

派遣薬剤師を選択しても、正直言って、向き・不向きはあり、すぐ活躍できるとは限りません。あなたの働く職場、病院や薬局やドラッグストアでも、派遣薬剤師と一緒に働く機会もあるかと思います。実際、その中で「この人の働き方は羨ましいな」と仕事ぶりに憧れる人、「この人どうなの…」とガッカリな人、色々な派遣薬剤師に遭遇しているかと思います。以下、これまでにもいろいろとお聞きしている「活躍している方」、「ガッカリな方」の評判から、「どんな人が派遣薬剤師として活躍できるのか」を考えてみたいと思います。

「来てくれて大助かり!」と思われる、活躍している派遣薬剤師の評判

 
①求められた仕事、してほしい仕事を必要十分な能力を持って遂行できる
・派遣先の方針やルールをいち早く汲み取る努力をしている。(例えば、スタッフの邪魔にならないタイミングで、患者さんへの対応方針や職場独自のルールを確認し、臨機応変にその対応方針や独自ルールに沿った対応ができる。)
・派遣先の混み具合や仕事の様子を見て、一緒に仕事する気配りができる。(例えば、空いた時間には「できる事はないですか?」と聞いた上で、その職場のルールに沿って、調剤や予製の監査など進んで手伝いするといった気配りができる。)
 
②挨拶もにこやか、すぐ場になじんで人当たりも良い
・コミュニケーション力が高く、多くの職場にすぐなじめる。(例えば、一緒に働きやすいよう、どの人にも挨拶を欠かさず、皆に進んで気持ちよく接している。)

「使えない…」とガッカリされる派遣薬剤師の評判

①今、必要な仕事を十分にしてくれない
・派遣先の方針に合わない対応をする(例えば、「患者さん最優先ができない」又は「患者さんを優先しすぎる」)
・自分のペースでしか仕事をしない
②必要とされる能力が不足している
・調剤や監査が遅くて、ミスが多い
・知識が乏しく、簡単なことも判断できない
③コミュニケーション力がない
・指示を出さないと何もしない

派遣薬剤師として活躍できる人とは

各々の評判から分かることは、派遣薬剤師は、職場の人員では手が回らない時に、求められた仕事を必要十分な能力を持って遂行することを期待されているといえます。
確かに、最初からこれらの期待に完璧に応えることは難しいかもしれません。
しかし、以下のように、これらの期待に応えるよう努めている方は、派遣薬剤師に向いており活躍ができるといえます。
 
①即戦力になろうと努める(いち早く職場の方針・ルール・必要な知識を吸収しようとする)
②色々な職場、忙しい職場に順応できる(新しい職場環境になじめるよう、柔軟に対応できる)
③コミュニケーションスキルを高める(円滑に仕事を進められるよう、人間関係を構築できる)
最初から完璧であろうとしなくても、期待に応える努力をすれば、派遣薬剤師として活躍できるといえます。
 
例えば、病院勤務の経験はあるけれど、調剤薬局は未経験といった方であれば、薬スタでは調剤未経験の方やブランクのある方向けに「調剤未経験者サポートプログラム」といった研修があります。
また、就業後も派遣元には専任担当者がいるので、ご相談に乗る等、サポートいたします。