面接対策マニュアル
基本マナー
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身だしなみ
面接にはスーツを着て臨みましょう。女性の場合は、ジャケットなどを着用するだけでも問題ありません。
また、清潔感のある服装にするため、スーツのサイズは身体にあっているか、汚れがないか、シャツにシワがないかなど、確認しましょう。
服装以外の部分も、清潔感を意識しましょう。特に前髪が目にかかっていたり、髭が伸びていたり、髪の毛の色が明るすぎたりするとあまり良い印象に映りません。また、香水や口臭といった臭いも気を付けてください。
行動 ~到着から面接終了まで~
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到着
面接開始時間の10分~15分前には面接場所付近に到着し、5分前になったら、指定された方法で 担当者に到着した旨を伝えてください。
面接先に車で行く場合は、事前に駐車場の有無を確認します。駐車場が見つからないために、面接時間に遅れるといったことがないよう注意してください。
万が一、面接時間に遅れそうな時や、急な用事で面接に行けなくなった時は、面接時間よりも前にコンサルタントに連絡をしてください。
また、事前に残業などで遅れる可能性がある場合などは、先にコンサルタントに話をしておいてください。面接官も事前にわかっているほうが、心象もよくなります。
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面接開始
面接室に入る時、ノックをし、返事があってから面接室に入ります。面接室に通されたら、着席する前にハキハキとした声で挨拶をしましょう。面接官が自身よりも後から入室する場合は、入室時に立ち上がってください。
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面接時の受け答え
面接の場で緊張すると、つい自分のことばかり話しすぎてしまいます。自分をよく見せるため、薬剤師として培ったスキルや経験をアピールする気持ちは重要ですが、面接官の質問をよく聞いて、落ち着いて対応しましょう。薬剤師などの専門職の面接の場合は、基本的なスキルや経験業務については応募書類で大方把握しているもので、人柄や雰囲気などが重要視されます。社会人としての最低限のマナーを守りながら、柔らかい姿勢で対応しましょう。
話し方は、以下のポイントを意識してみるとよいでしょう。
相手の目を見て話す
相手の目を見て話すと信頼されやすく、お互いの反応がわかるためコミュニケーションが円滑にとれます。
どうしても緊張してしまう場合は、相手が男性であるならネクタイの結び目あたり、首元あたりを見ましょう。強くアピールしたい意思表示のときに、やや目線をあげ、真っ直ぐ相手の目を見つめます。
抑揚をつける
ゆっくりと、和やかに話すのが基本ですが、自身のピーアールしたい仕事の成果や意欲を示すときにやや大きな声ではっきり伝えるとポジティブなイメージが残ります。
語尾はにごさない
語尾がにごると、自信がない印象を与えてしまいます。しっかりと明るくはきはき話をして、最後まではっきりと言い切る話し方にしましょう。
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退室
面接が終わったら立ちあがり、お礼を述べて退出してください。
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NGな態度
面接で不採用になる人に多い態度は
・目線が合わない
・落ち着きがない
といった態度の方です。貧乏ゆすりや、常に髪を触っているなどの態度だと、挙動不審と受け取られる可能性がありますのでやめましょう。面接官に良い印象をもたれることで、選考通過だけでなく、好条件をだしてもらいやすくなります。